2017/08/01

小笠原諸島(父島・母島) 漁業就業体験 実施報告

75日から17日まで、小笠原諸島の漁業就業体験を実施しました。(うち2泊は船内泊)

小笠原諸島は東京から南に約1,000kmの太平洋上に位置する、大小30あまりの島々からなる海洋島です。陸産貝類(カタツムリの仲間)等のここでしか見られない固有種が多いことから、2011年に世界自然遺産に登録された、自然豊かな島です。

父島は約2,000人、母島は約500人が暮らしています。

父島へは竹芝港からおがさわら丸に乗って24時間、母島へは父島からははじま丸で2時間かけて向かいます。

 

 

父島、母島でそれぞれ実施した体験事業には、各1名が参加し、漁師さんの作業のお手伝いをしました。

父島の参加者はメカジキ漁など、母島の参加者はサンゴ漁などを体験しました。

 

◯父島

父島の参加者は、初めての漁でいきなり二泊三日の泊まり漁に挑戦!

 

夜に出発するため、その日の午前中は釣り糸同士を繋ぐ作業等の出漁準備、午後は船上で食べるご飯の食材買出しをして備えます。

 

今回は8時間かけて漁場に向かい、メカジキを狙いました。

2泊3日の漁の釣果はバチマグロ2匹、メカジキ1匹、オナガダイ5匹などなど。。

(写真はバチマグロ)

海況が思ったほどよくなく、漁の難しさを痛感しました。

 

 

他の船も同じタイミングで水揚げ作業に。みんなで協力して行います。

プログラム後半では、チャーター船を出してダイビングのお客さま対応をするお仕事も体験しました。

 

◯母島

母島では、サンゴ漁の漁師さんについてサンゴ漁を体験。

朝4時に出港して1時間ほど船を走らせて漁場へ。

潮の流れを利用して網を流し、1時間ほど様子を見てから網にかかったサンゴを引き揚げます。

 

波が高く、漁に出られない場合でも、お休みにはなりません。

サンゴ漁で使う網は1週間ほど使うとすぐに傷んでしまうため、新しい網を準備する等メンテナンスをする必要があります。

 

長く編まれた網を、一定の長さに揃えてカット。

 

また、ある日は、母島から南西に4kmほど離れた平島にて、地元有志に混じって漂着物の清掃活動を実施。プラスチックのゴミがたくさん集まりました。

 

最後の夜は、父島、母島、それぞれお世話になった漁師さんはじめ関係者との懇親会を行い、島の魅力や漁師の魅力について語り合いました。

 

島での滞在期間は10泊11日。

その中で体験できること、習得できる技術はほんの少しですが、島の人達との交流を通して、小笠原の魅力が体験者の方にも伝わったのではないでしょうか。

 

島で暮らしてみたい!漁師の仕事を体験してみたい!という方向けに、東京都島しょ振興公社では、漁業就業体験を実施しています。

今年度の漁業就業体験の募集は締め切っていますが、農業(農ある島暮らし体験)の方は八丈島と大島で今後開催予定です。ぜひご検討ください。

また、小笠原で働いてみたい!という方は、こちらをご覧ください。

 

父島観光協会http://www.ogasawaramura.com/recruit/ (※母島の求人情報も掲載あり)

母島観光協会http://www.hahajima.com/hahajima/recruit.cgi

 

広報事務局宛ご意見ボックス
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