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トロッコの跡を尋ねて(神津島における抗火石(こうかせき/こうがせき))―神津島名所のご紹介― 2026/04/09

※本コラムの内容は、令和8年3月現在のものです。

 

こんにちは。東京愛らんど広報事務局です。

神津島の名所については、令和7年10月3日「夏休みの子連れ旅」~神津島編①~から計3回にわたってご紹介させていただきました。

今回のコラムでは、赤崎遊歩道の近くにあるスポットをご案内させていただきます。

 

島の中心部(村落)から都道224号神戸山多幸線(通称神津本道)を北上してまもなくすると、波が穏やかで白い砂浜の沢尻湾が見えてきます。それを横目に過ぎ、室内でBBQを楽しめるドンタクハウスと松林を抜けると左手に名組湾の景色が広がり、赤崎遊歩道に到着します。

神津島を訪れる観光客の多くは、この人気スポット「赤崎遊歩道」において、木道散策、透明度の高い海でのシュノーケリングや飛び込みを楽しまれています。

 神津島村役場HPより抜粋 「よくわかる神津島マップ」

今回ご紹介するのは、赤崎遊歩道の南側の磯に遺るトロッコ跡になります。

 

特定非営利法人神津島観光協会のホームページ(以下「HP」という。)によると、「昭和の時代に神津島では建築材料などに利用するため抗火石を採掘、出荷を行っていました。 名組湾には当時の面影を残すトロッコ跡が今でも残されています。」と、紹介されています。

 

https://kozushima.com/kanko/meisho/other/11447/

 

現地には、神津島村観光商工課により案内板が設置されており、「名組湾とトロッコの跡」について詳しく紹介されています。

抗火石というと新島ガラスの原料で有名ですが、実は神津島でも抗火石が産出されて建築材料等として利用されていました。

現在、下の写真のようにトロッコ跡は立ち入り禁止ですが、線路があったことをうかがい知ることができます。
残念ながら線路の終着点はみえ見えませんが、写真の右側にクレーンの支柱が残されていることがわかり、トロッコから船に抗火石を積みだしていした頃の様子を想像することができます。

では、抗火石はどこから切り出されていたのでしょうか。
実は、トロッコの裏手にある山(神戸山)から切り出していました。

上の写真の○印のあたりで切り出された石は、名組湾まで張られた索道により降ろされてからトロッコに積み替えられて海岸まで運ばれていましたが、昭和30年代に閉鎖されました。

その後の採掘・運搬は車両に置き換わり、平成12年の春まで続けられていたとのことです。

現在、索道の面影を見ることはできませんが、赤崎遊歩道を訪れた際は、この場所にお立ち寄りいただき、神津島の名所をご覧になられてはいかがでしょうか。

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