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  • 生産者インタビュー④│【御蔵島】移住して始めた島唯一のお土産店「ふくまる商店」

生産者インタビュー④│【御蔵島】移住して始めた島唯一のお土産店「ふくまる商店」 2024/06/03

※本コラムの内容は、令和6年5月現在のものです。

 日頃、アンテナショップ東京愛らんどに商品を卸してくださっている生産者の皆様に取材を行いました。普段私たちがなかなか知ることのできない生産者の苦労や努力が垣間見れるコラムとなっています。ぜひ島で暮らす生産者の息遣いを、特産品を通じて感じてみてください。

■手作り土産・軽食喫茶「ふくまる商店」

 約150頭の野生のイルカと泳ぐことができる御蔵島で唯一のお土産店である「ふくまる商店」。今回、取材したのは店主の山田壮稔さん。
山田さんは2008年に御蔵島に移住されたのですが、なぜ御蔵島でお土産店を営むことを決めたのか、その思いを伺いました。

ふくまる商店
店主・山田壮稔さん

―「ふくまる商店」を始めたきっかけは何ですか?

もともとは広告デザイナーをしていました。御蔵島でイルカの観光業が始まったのが1994年で、その年から夫婦で観光客として毎年訪れていました。
しかし、2000年の三宅島での噴火を機に、これまで三宅島を経由していた大型客船が直接御蔵島に入るようになりました。
そうなると三宅島でお土産を買っていた人たちが、三宅島に寄れなくなったんです。

また、島に来る船が朝とお昼に着くので、朝船が着いたら帰るお客さんと、その日来たお客さんが午前中にいる中で、島には飲食店と土産物店が全然足りないという現状がありました。
そんな時、これまでお世話になっていた宿の方に「土産物が無いなら何かTシャツデザインしてみてよ」と言われたことがきっかけで、2008年から御蔵島でお土産店兼飲食店を営むことを決めました。

―どのような商品を取り扱っているんですか?

御蔵島のイルカを描いたTシャツなど、9割私がデザインしたものを販売しています。

イルカがデザインされたパーカー
御蔵島のツゲで作られた箸置き、フィンに貼れる防水ステッカーなども販売。

―このマグカップやコースターもデザインされたんですか?

そうなんです。御蔵島は水がおいしい島なので、島の水でコーヒーを淹れるとおいしいんです。
某喫茶店のデザインに寄せてみたり、日本の伝統的な家紋の一部にイルカを入れ込んでみたり…生まれが関西なのでそういう軽いノリでデザインを作っています。(笑)

御蔵島の湧き水は「東京の名湧水57選」にも選ばれています。

そのほかにも明日葉や島のダイダイである「かぶつ」などは自分で栽培して自分で加工して、自分でパッケージをデザインして販売しています。

―これまでのお仕事と違うところはありますか?

デザイナー時代も買う人の顔を浮かべながらデザインしていたので、そういうところは変わらないですね。今はよりお客さんの近いところで反応を見ながら、やりたいことを思いっきりできているというのがとても楽しいです。

何より、御蔵島に来る観光客が何を求めているのかは、もともと観光客だった自分がよくわかっているので、こういうデザインが良いんじゃないかというのを考えて作っています。

―イチオシの商品は何ですか?

アンテナショップ東京愛らんどでも人気の商品。
船旅や島酒のお供に、また個包装なのでお土産にも喜ばれています。

「かぶつ柿の種」です。

「かぶつ」とは「ダイダイ」のことで、お正月飾りにする柑橘類ですね。
御蔵島は「神様の島」と呼ばれ、お寺が無い神道の島ということもあり、かぶつを昔から植えていて、
たいていは一家に1本植えられていることが多いんですが、たくさん植えている人もいるんです。
かぶつってかなり酸味が強くて、生だと食べられないぐらいなんです。
なので島ではどうやって使っているかというと、レモンの代わりに絞ったり、お酢の代わりに使ったりしているんです。そうして使ってはいるんですがどうしても余ってしまうんですよね。

なのでかぶつの利用のために、まずは果汁を使ってシャーベットを作りました。
しかしどうしても余ってしまうので、今度は農協と協力して唐辛子ペーストにかぶつの皮を入れた柚子胡椒のような「かぶつ胡椒」を作りました。
唐揚げやトンカツにつけるとおいしいので、うちではお弁当に入れて販売もしています。

「かぶつ胡椒」は唐辛子ペーストにかぶつの皮を入れたもの。ピリッとした辛さの中にかぶつの酸味と爽やかな香りを感じられる。

さらにかぶつを活用できないかと考えたときに、おまんじゅうのような甘いお菓子は島にあるけれど、
島のものを使ったしょっぱい系のお菓子が今までなかったので、この「かぶつ胡椒」を使った柿の種を開発したんです。

―商品開発で苦労されたことはありますか?

どうしても生産数が限られるので手に取ってもらいやすい価格にするための工夫は苦労しますね。
「せっかく自分でデザインしているんだからもう1からやっちゃおう」ということで
商品のパッケージデザインから包装まで全て自分たちでやることで、少しでもコストを抑えています。
大変ではありますが、やりがいも感じますし、1から10まで全部自分でできるのは魅力ではありますね。

―最後にひとことメッセージをお願いします!

御蔵島は船の就航率が低く来島するのにハードルが高いので、なかなか御蔵島に来てください!とは言いづらい部分がありますが、伊豆諸島って島によって魅力が全然違うのでそこが面白いと思っています。なので御蔵島だけでなく、それぞれの島の魅力を探しにアイランドホッピングをしてもらえたら嬉しいです。

このコラムで紹介された商品は、アンテナショップ東京愛らんどで販売中です。
お立ち寄りの際はぜひお試しください。

▽▼ECサイトでの購入先はこちら▼▽
御蔵島かぶつ柿の種(ファミリーパック)
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御蔵島かぶつ柿の種(箱)
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御蔵島かぶつ柿の種(袋)
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<店舗情報>
電話番号:03-5472-6559
店舗住所:〒105-0022 東京都港区海岸1-12-2竹芝客船ターミナル内
営業時間:平日10:00 〜 18:00、土日祝 10:00 〜 20:00
※時期により営業時間が変わりますので、お知らせをご確認ください
その他 :各種カード / 電子マネー決済 対応可、電子しまぽ使用可能、無料Wi-Fiあり
注意事項:カフェの営業は終了しております。当店専用の駐車場はありません。

<ふくまる商店 店舗情報>
電話番号:04994-8-2292
店舗住所:東京都御蔵島村550
営業時間:夏期(7〜9月)10:00~13:00/16:00~18:00
春秋(4〜6月、10月)10:00~13:00
土・祝 10:00~13:00/16:00~18:00
冬期(11〜3月)10:00~13:00〔年末年始休業〕
定休日:水曜日
HP:https://290.tokyo/
Facebook:https://www.facebook.com/fukumarumikurairuka/?ref=embed_page

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